藤原大士の一日一言
1112話 手柄を焦るな
時代劇などでも、手柄を焦る人、
功名にはやる人ほど、本質を見誤りがちで、
結果、手柄を手にする事は、出来にくい。
同心や岡っ引きが、そこに残された手がかりから、
真実をたぐっていき、犯人を見つける時も、
家老などが、藩の改革などを推進する時でも、
自分が手柄を焦ると、落とし穴に陥る危険が高くなる。
経営の場合でも、発展のための手がかりは、
目の前に現われている場合が少なくない。
しかし手柄を焦ると、それが全く見えず、
結果、機会を逃しがちにもなる。
手柄は、後からついてくる。
今、為すべき最善は何かと考え、
行動することのみに、全力を挙げよう。
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