藤原大士の一日一言
1342話「跡取り」という考え
子供は、皆、平等と教えられ、
相続も均等相続が当たり前と
思って過してきたことと思うが、
日本には、昔から「跡取り」
という考え方があった。
一般に長男が跡取りとしての役目をするが、
たとえば先祖のお墓やお位牌などを
受け継いで守っていく事もそうだ。
祖父母や親などが、亡くなった後の法事、
三回忌、七回忌、十三回忌、
三十三回忌、五十回忌などを
取り仕切るのも跡取りの大事な役割だ。
(神道では、一年祭、三年祭、五年祭など)
それは既に亡くなっている先祖だけでなく、
目の前の親等に対する孝養についても、
跡取りが主になって、
きちんと面倒を見るべきだと思う。
跡取りが、はっきりしている家と、
曖昧な家では、一時的には同じように見えても、
長い年月の間には、大きな違いになって現れてくる。
それは一本背筋の通った家になるか、どうか
というくらいの違いとなって現れるはずだ。
今日も、どうぞ良い一日を!
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