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2013年3月26日 (火)

藤原大士の一日一言
1491話 理屈で、人は動かせない

人を動かすのに、
やたらと理屈をこね回す人がいる。

知識をひけらかし、やたらと難しい言葉を連発し、
それが頭の良いこと、そして知的なことだと
誤解をしている人がいるが、
それは単なる自己満足に過ぎない。

理屈で勝ったとしても、
かえって相手は心を閉ざして、
決して人の心は動かせないからだ。

人の心を動かすのは、
本当に相手のことを思っての言葉であり、
それに伴った行動のはずだ。

理屈を並べた、何時間もの話よりも、
たった一つの真心の行動が、
人の心を開き、動かすこともある。

理屈屋と言われる人は、
その口先から出る言葉が、
人を遠ざけ、実は自分が孤立していることに、
早く気がつくべきではなかろうか。


今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月25日 (月)

藤原大士の一日一言
1490話「今日くらい、いいだろう」の落とし穴

毎日、一心に取り組んできたことでも、
ある日、一日だけ、出来なかったために、

その日を境に、ずるずると、
やったり、やらなかったりになり、

さらに段々とやらない回数が増え、
気がついたら継続出来なくなっていた
と言うことはないだろうか。

はじめにそれが出来ないときには、
「これだけ一生懸命にしてきたのだから、
今日一日くらい、いいだろう」と思い、

そして「明日から、また続ければいい」
と必ず思うはずだ。

しかしなぜかその後は、続きにくい。
それは「一昨日からの続き」
と思うからではなかろうか。

一旦中断したことは、今までの続きではなく、
もう一度、一から始めるのだというくらいに、
気持ちを引き締めては、如何だろうか。

一日くらいが、二日となり、三日となり、
気がついたら、全くしていなかった
ということにならない為にも。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月20日 (水)

藤原大士の一日一言
1489話 誕生日の意味

誕生日は、その日が来ると一歳年を重ねる
という以外に大事な意味がある。

それは自分の天命と向き合う日、
人は生まれながらに、自分の天命を授けられているが、
それに気づき、日々を過ごせる人は少ない。

ちなみに天命とは、
天から与えられた寿命と
天から命じられた使命の二つの意味を持っている。

自分が、この世に生きている間に、
果たすべき事は何か、

自分は、何のために生まれてきたのか
改めて見つめ直しても良いのではなかろうか。

「天命に生きる」というと、
何か特別なことのように感じるかもしれないが、

人は生まれながらに、
必ず何かしらの役目を授けられて誕生している。

誕生日は、それに向き合う日でもある。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月16日 (土)

藤原大士の一日一言
1488話 恩着せがましさの害毒

どんなに一生懸命に行ったことでも、
それを自分が「してやった」
と恩着せがましい気持ちになった時
その値打ちは、ゼロになる。

してもらう相手は、誰でもそう思うはずだ。
してもらってありがたいと思う反面、

恩着せがましく、それを言われることは、
不快以外の何物でもない。

時としては、それならしなければよいのに
と反発を買ってしまうことすらあるはずだ。

一生懸命にしているのに、なぜか嫌われる、
なぜか敬遠されると思う時があれば、

自分の中に「恩着せがましさ」がないかどうかを
見直して見ては如何だろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月15日 (金)

藤原大士の一日一言
1487話 マイナスからの出発 

ゼロからの出発と言うが、
時にはマイナスからの出発を
しなければならないこともある。

それは多額の借金を抱えたり、
人から信用を失うように事をしてしまった場合。

それは、ゼロからの出発ではない、
マイナスからの出発なのだ。

マイナスからの出発の時、
どのくらいのマイナスから、
自分が這い上がらなければならないかを
目を背けずに、よく見る必要がある。

そして他の順調な人と同じ過ごし方、
たとえば同じ時の使い方、
同じ金銭の使い方をしていては、

とうていそのマイナスの差は、
埋まらないのだということを、
自分の中に叩き込もう。

マイナスが大きな時には、
そこから這い上がるために
大変な努力が必要だが、

それを乗り切れたときには、
その分だけ大きな反動で
高く登れることもあるはずだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月14日 (木)

藤原大士の一日一言
1486話 価格以上の価値を出す

『お値うち』という言葉があるが、
今行っている仕事は、相手から見て、
価格以上の値打ちがあるだろうか。

請け負った仕事を、価格以上の価値にして、
相手に渡したとき、その感動が、

次の仕事やどなたかへの紹介という
発展に繋がるきっかけとなる。

しかし「この値段で、この内容か?」
と相手に思われたときには、

誰かに紹介してもらえることもなく、
次の依頼の道も開かれないことになる。

仕事は、必ず値段以上の価値を付けて相手に渡す、
これを信条として、進まれては如何だろうか


今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月13日 (水)

藤原大士の一日一言
1485話 現状維持を目指すことなく

人は、今の自分から、変わりたい
今の会社をより大きく発展させたいと、
望んでいながら、

実は、現状維持で満足していて、
はじめの一歩を踏み出せないことが多い。

それは変化には、現状を破る為の痛みを
伴うことが多いからだ。

現状維持は、無理もなく、
周囲からの反対もなく、楽なように感じるが、

しかしいつの間にか、
世の中や時代から、取り残されていたりする。

世の中は常に変化している。
現状維持を望むと言うことは、
衰退の道を望むと言うことなのだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月10日 (日)

藤原大士の一日一言
1484話 春一番

花粉症の人には、辛い季節になったが、
年々花粉だけでなく、中国からの黄砂の量も、
かなり多くなっているそうだ。

空気は、目に見えないものだが、
遠くがかすむほどの黄砂の影響は、
健康などに何の影響もないとは思えない。

空気の中には、私達の命を養う
偉大な力が含まれているが、

最近ではその空気の中に、
それとは別のいろいろな異物が、
含まれるようになってきた。

春一番の強い風は、
それらも同時に吹き飛ばしている
「風の祓い」と言えるのではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月 8日 (金)

藤原大士の一日一言
1483話 今を、どう受け止めて生きるか

順調なとき、幸せなときには、
「この幸せが、いつまでも続きますように」
と誰しもが願う。

そして死ぬほど辛い事に直面したときには、
果てしなく、それが続くように感じられて、

「一体いつまで、この辛さが続くのだろう」
と嘆いたり、不安にさいなまれることになる。

しかしどんなに楽しいことにも、
必ず終わりがくる。

そしてどんなに辛い事にも、
何らかの形で、終わる時がくる。

終わりが来ることだからこそ、
それに直面している今を、

どれだけ大切に生きるかが
問われるのではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月 5日 (火)

藤原大士の一日一言
1482話「もうダメだ」と思ったときから

「もうダメだ」と思った途端に
その勝負を投げ、諦めてしまう人がいるが、

本当の勝負は、「もうダメだ」
と思ったときから始まる。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月 4日 (月)

藤原大士の一日一言
1481話 内部の連絡は、如何に

一度伝えた話が、相手の内部の連絡が悪く、
何一つ、伝わっていないときがある。

「伝えておきます」「手配しておきます」
と言われるが、伝えたい人に伝わっておらず、
一から、話をしなければならない。

「何回、同じ事を言わせるのだ。」
「また、はじめから同じ説明を
しなければならないのか」
とうんざりしながら、繰り返すことになる。

しかしそう思っている人も、
自分のところが、実は同じ事を
していて、相手を苛立たせている
というようなことはないだろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年3月 3日 (日)

藤原大士の一日一言
1480話 発散型か、鬱積型か

あなたは、発散型だろうか、
鬱積型だろうか。

周囲から「身勝手な」と取られるような
発散型は、はた迷惑だが、

常に自分から、明るく気を発している
発散型なら、周囲にとっても大歓迎だ。

また世の中には、イヤなことを言われたり、
辛い思いをすることは、いくらでもある。

そんな時に、イヤなものを自分の中にため込まず、
発散してしまうことは、自分を守る大事な処世術だ。

イヤなこと、辛いことなどを、
何でもため込んでしまう鬱積型だと
同じ物事を体験しても、マイナスの影響を受けやすい。

周囲を変えることは出来にくいが、
自分が明るい発散型になって、
その(悪い)影響を、なるべく残さないように
することは可能だからだ。

今日も、どうぞよい一日を!

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2013年3月 2日 (土)

藤原大士の一日一言
1479話 その体験、どう受け止めるか

たとえそれが、
血の涙を流すほど辛い体験であっても、
それを乗り越えるために全力を挙げて、

「それはそれは、厳しかったが、
自分を育てる貴重な体験になった」
と受け止められる人と、

「こんなに辛い思いをするのは、自分だけだ」
「なんで自分だけ、こんな目に会うのだ」
と、世の中や天を恨んで、何もしない人がいる。

避けて通れるものなら、避けて通りたいが、
人生には、時には辛い体験、
厳しい体験をしなければならないこともある。

辛いときに、それをどう受け止め、
どう行動するかで、次の人生が変わって行くはずだ。

辛さをバネに、悔しさを力に変えて、
一回りも、二回りも大きく成長していこう。

今日も、どうぞよい一日を!

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2013年3月 1日 (金)

藤原大士の一日一言
1478話 職権の錯覚を起こさぬように

仕事の種類によっては、
自分が偉くなったかのような錯覚を、
起こしてしまう場合がある。

特に相手の立場が弱く、
自分が、相手の上位に立って

「してやる」的な、仕事が出来る場合、
それが顕著になりやすい。

自分が偉いのではない。
自分の立場に、人は頭を下げているのだ
という事を間違えると、

その立場から離れたときに、
如何に自分の実力で、
人が頭を下げていたのではなかったかを
痛感させられることになる。

今日も、どうぞよい一日を!

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