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2013年5月31日 (金)

藤原大士の一日一言
1529話 経営のぎっくり腰

体力のある人が、その力に任せて、
腕の力だけで、重たい物を持ち上げようとすると、
ぎっくり腰などで、腰を痛めたりする。

しかし膝の力、腰の力を使って、
身体全体で持ち上げようとすると、
腰を痛めたりすることは少ない。

それと同じように、知力・財力のある人が、
その力だけで、物事を動かそうとすると、
必ず無理がかかってくる。

人は、理屈で分かっていても、
感情で反発するということがあるように、
単なる損得だけでは、割り切れない部分を持っている。

それを無視して、ごり押しすると、
経営の面でも、ぎっくり腰のように、
突然の痛みに悩まされることになりかねない。

なぜこんな裏切りに・・
飼い犬に手を噛まれた等という思いの時、

ひょっとしたら、人の心を無視しての、
力押しをした無理がたたってはいないだろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月29日 (水)

藤原大士の一日一言
1528話 目的によって、基準は変わる

基準を持っていれば、判断は出来るが、
その基準は、目的が明確でないと出てこないものだ。

人事の採用、一つとっても、
何を成し遂げる為の人なのかを、明確にしないと、
採用の基準、そのものを持つことが出来ない。

ただ「何人の欠員を補充しよう」
などと募集をかけていると、

何となく感じが良かったからなどで、
人を採用し、

本当に必要な人材を採用することが
出来ないことに、なりはしないだろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月28日 (火)

藤原大士の一日一言
1527話 基準が決まれば、決断は出来る

自分には、決断力がないと思っている人。
それは決断力がないのではなく、

「決断のための判断基準」を、
持っていないからではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月27日 (月)

藤原大士の一日一言
1526話 出来る方法を探すか、出来ない理由を探すか

物事を成し遂げられる人は、
「これは、どうやったら出来るだろうか」、
と出来るための方法を探し、実行していくが、

成し遂げられない人は、
「これはこういう訳で、出来ないのだ」
と出来ないことの理由を探し、
実行しようとしない。

時間が足りないので・・
金銭的に難しいので・・
それに繋がるコネがないので・・
いい案が出ないので・・

もし、こんな気持ちになって、
行動を先延ばしにしていたとしたら、
出来ない理由を探しているのだ。

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1526話 出来る方法を探すか、出来ない理由を探すか"

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2013年5月25日 (土)

藤原大士の一日一言
1525話 グルメ・美食にこだわるよりも

グルメ・美食家と言われる人は、
特別に厳選した美味を口にしたり
世界の珍味を口にしていると思うが、

そうした人達は、
本当に健康に過ごしておられるだろうか。

お金を掛けて、美味しい食べ物を食べなければ、
健康になれないというわけではない。

人の身体に、本当に必要な食べ物、
それを素材として作る、素食のほうが、
実は、身体が喜ぶのではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月24日 (金)

藤原大士の一日一言
1524話 机の引き出しの活かし方

パソコンでも、データが容量一杯になってくると、
動きが、急に悪くなるのだとか。

機械とは違うが、人の頭の中にも、
あれもこれもと、片づかないままの案件が、
あまりにもたくさんあると、

段々と作業の速度も、
頭の回転も悪くなってしまう。

何かをし始めては、途中で別の事が気に掛かり、
その別の事を始めては、気がついたら
違う事にも手を付けている。

どれもこれもが、中途半端に片づかない、
そんな状態になっては、いないだろうか。

そんな時には、自分の机の中に、
一カ所空きスペースを作ってみよう。

デスクの真ん中の浅く広い引き出し。
ここに仕事が完結したものを入れる人は少ない。

そして行き先の決まっていない物を、
「とりあえず」と入れてしまいやすい場所だ。

ここを「原則、何も入れない引き出し」にして、
空きを作っておく。

だからそこに、ものが入るとすれば、
現在机の上で作業中のものではないが、
(それを出しておくと、現在の作業の気が散る)

今日中に処理しなければならないものだけが、
入る事になる。

そんな机の力を借りて、
頭の中にも、ゆとりを持たせて、

目の前の仕事に、集中出来るように
されては如何だろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月23日 (木)

藤原大士の一日一言
1523話 形から入る

社長なり、それぞれの地位に就くと、
「何もしなくても、自然にその風格や力量が備わる」
と誤解をしてしまうが、

自分が意識して、
「その役目になり切ろう」としない限り、
気づきも変化も起こりえない。

だから二代目の方などは、
「肩書きが歩いている」

と言われないためにも、
自分の意識改革を試みよう。

しかし、どう試みたらいいのだろうか。

これは「心の中の問題」なだけに、
自分でも、何をどうしたらいいのか
分からないという事になりかねない。

そんな時は「まずは、形から入る」
ことからでも、始めて見ては如何だろうか。

たとえば服装、持ち物などの、
身だしなみを見直すことなどは、
一番簡単な「形から入る」ことになるはずだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月22日 (水)

藤原大士の一日一言
1522話 大きすぎることを、引き受けるには

自分が行うには、大きすぎる事が、
役目として回ってきた時、

自分が為すべき事は何なのか、
人に絶対に任せられず、

自分がしなければならないことは何なのか、
はっきりと見極めよう。

そして可能な限り、それ以外は、
全て自分以外の人に任せる覚悟をしよう。

自分がやったらこうなのに・・
等と思わず、任せて起きたトラブルも

総て自分で引き受ける覚悟をすれば、
それは可能なのではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月21日 (火)

藤原大士の一日一言
1521話 必ず乗り越えられる

自分にとって、背負うには、
大きすぎる、重すぎると思うことが、
人生で、巡って来ることもあるかもしれない。

しかし、その巡り合わせは、
ひとつの天命だ。

耐えられるからこそ、
自分のところに巡ってきた。
そう考えては、如何だろうか。

「何で、自分に」
「何で、こんなに辛い事が・・」
と思っていては、なにも解決出来ないし、
それを乗り越える事も出来ない。

自分には、乗り越える力があると信じよう。
必ず乗り越えられる。

そう信じ、くじけそうな気持ちや、
不安に立ち向かっていこう。
必ず乗り越えられるのだと。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月17日 (金)

藤原大士の一日一言
1520話 判断の基準を変えてみると

判断の基準とは、どんなことでしょうかと
問われたが、

たとえば品物を整理するとき、
この中の何を捨てようと選ぶのか、

何を残そうと選ぶのかで、
判断の基準も処理の速度も、変わってくる。

どちらが早いかと言えば、
捨てる物を選ぶより、残したいものを
上位から順に選ぶ方が速いはずだ。

もし船が沈みそうなときに、
どれを捨てたらいいかと、

あれこれと迷い、選んでいると
船が沈んでしまうのに
間に合わないかもしれないが、

これだけは何としても守りたいと、
残したいものを、パッと選んで、

残りを捨ててしまうのなら、
船が沈む前に、決断出来、
命も大事な物も守れるかもしれない。

「捨てる」という行為は同じでも、
その判断の基準が違うだけで、
決断の速さに差が出来てしまうはずだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月16日 (木)

藤原大士の一日一言
1519話 判断の基準は、何か

「自分は、決断力がない」
と思っている人も、

判断の基準を、はっきりと持っていなかったり、
あるいはずれた判断基準で、見ていたために、
なかなか決断出来ないということがある。

自分が物事を判断する基準は、何だろうか。
案外そこが漫然としていて、
「決断しなければ」と思えば思うほど、
迷いを生じることになりかねない。

「なぜ自分には、決断が出来ないのだ」
と、もし悩むときがあったら、
自分の、判断基準がずれている可能性がある。

それを正すだけで、
自ずと答えは、導き出される
という事もあり得るのだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月15日 (水)

藤原大士の一日一言
1518話 経営者としての向き・不向きチェック

誰かからの指示がないと動けない人、
自分で計画し、推進して行くことが苦手な人に、
経営は向いていない。

どんなに有能なスタッフであっても、
自分で会社を立ち上げた途端に、
うまくいかなくなるのは、
そうしたこと等も原因の一つだ。

また経営は、決断の連続なのだから、
自分で決断出来ない人も、
向いているとは言い難い。

今は、「何でも指示されて動く事が
当たり前」で育ってきているから

一つずつ見直してみると、
ひょっとしたら当てはまることが、
出てくるかもしれない。

しかし、それで怯むのではなく、
何を克服したらよいかなどの
ヒントにして頂ければと思う。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月13日 (月)

藤原大士の一日一言
1517話 独立するときの覚悟

使われている人から見れば、
「経営者は、いいなぁ」と思い、

自分達が、汗水垂らして働いた
美味しいところを、そっくり取られているように
感じるかもしれない。

そして、それが面白くなくて、
「自分も、経営者になりたい」
と思う人もいるが、

もしそれが動機で「独立したい」
と思うときには、絶対にしない方が良い。

サラリーマンは、決まった給料しか
もらえないと思うかもしれないが、

それでも毎月の決まった日には、
確実に収入がある。

経営が行き詰まったときなど、
「毎月、決まった日に、確実に収入がある」
ということの有り難さを
身にしみて痛感する時もある。

「経営者は、王様か乞食か」
というと、言い過ぎかもしれないが、
起業するときには、そのくらいの覚悟が必要なのだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月12日 (日)

藤原大士の一日一言
1516話 天命に出会えた時の推進力

天命に出会った人は、
自分では意識しなくても、
強力な推進力を持ち得る。

人の心は、コロコロ変わるから
心(ココロ)なのだ、とも言われるが、

物事を進めていく上で、「心の迷い」や、
「心変わり」などは、大変なブレーキに
なってしまうことがある。

天命に向かって進んでいる時には、
心よりも、もっと自分の奥深くからのもの、
魂からの働きかけが、強く出ることになる。

そして自らの中から湧き出てくる力に、
押されるように進む事になる。

だから揺らいだり、迷ったりも少なくなり、
心や理屈で、言い聞かせたり、
励ましたりする必要も少ない。

天命に出会え、天命に添った道を進むと言うことは、
そのくらい強いことなのだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月11日 (土)

藤原大士の一日一言
1515話 人は、必ず変われる

人は、自分の殻を破ることも出来れば、
今の自分から、大きく変わることも出来る。

しかし、なぜ多くの人が、
現在の自分の殻を、破れないでいるのだろうか。

それは、人が大きく変わるための
ある条件を満たしていないからだ。

人が、変わるためには、強力な動機が必要だ。

その強力な動機に出会えない人、
出会ったとしても、それに気がつかない人は

素晴らしい機会が、
自分の前に巡ってきたとしても気がつかない。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 9日 (木)

藤原大士の一日一言
1514話 自分を奮い立たせる動機づけを )

健康法でも、何らかの学びでも、
(もちろん新規の事業でも)

目的が曖昧なままに、そのことを始めると、
途中で失速してしまうことが多い。

そして「現在の仕事が、忙しいから・・」
「金銭的に大変だから・・」
と理由を付けて、そのことから逃れようとする。
そんなご経験はないだろうか。

どんなことでも、本気で身につけ、
軌道に乗せるためには、
幾つものヤマを乗り越えねばならないが、

出来るだけ強力な動機がある方が、
続きやすいし、より高揚した気持ちで
前に進んで行くことが出来る。

それがないと「ねばならない」
と義務になって、失速してしまいやすい。

ただ「身につけたいから」
ではダメなのだ。

それを身につけて、何をしたいのかまで、
自分の中で、はっきりさせよう。

自分を奮い立たせる動機が、
強力であればあるほど、
推進力も強まるはずだ。


今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 7日 (火)

藤原大士の一日一言
1513話「投げ出してしまいたい」と思う時に

「何もかも投げ出してしまいたい」
と思うことはないだろうか。

そんな時は「もう、どうでもいいや」
と投げやりな気持ちになっているときだ。

だから正しい判断は出来ない。

そんな時には
「この事から解放されたら、どんなに楽になるだろう」
というささやきが聞こえがちだが、

投げ出して楽になると思うのは、
ほんの一時のことだ。

後には、投げ出して迷惑を被った人達からの
声にならない非難と、

「あの人は、いつ投げ出すか分からない」
と思われる信用の失墜だ。

それが果たして、本当に、楽になるのだろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 6日 (月)

藤原大士の一日一言
1512話 優しい言葉と、厳しい言葉

辛いときに、優しい言葉を掛けてくれる人、
困っているときに、手を差し伸べてくれる人、
落ち込んでいるときに、慰めてくれる人。

どれも辛い気持ちを癒してくれ、
ほっと救われる思いになることも多い。

しかし、本当にその人を助けたいと思っている人や、
本気であなたのことを考えてくれる人からは、

必ずしも優しい言葉だけではなく、
厳しい言葉や耳痛い言葉を言われることもある。

本当に、その人のことを考えてこその話であっても、
辛いときなどには、それがいたたまれず
心を閉じ、耳を塞いでしまうことも少なくない。

しかし「実(じつ)を伴えばこその、厳しい言葉」
であった場合、

すぐに反応できなくても、
そのことに耳を傾けるゆとりと素直さが、
その人を救うことも少なくない。

そして「ただ、やさしいだけの言葉」には、
実が伴わないこともある。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 5日 (日)

藤原大士の一日一言
1511話 立夏を迎えて

「風薫る五月、青葉若葉も生い茂り」
という季節になった。

そして今日は、早くも二十四節気の立夏だ。
体感として感じる季節は、肌寒い日もあり、
夏の訪れにはほど遠いように思えても、

確実に初夏、立夏としての歩みに
今日を以て変わって行く。

日本には四季の巡りがあるが、
それは単に暑さ、寒さを表すだけでなく、

その春・夏・秋・冬の巡りが、
人生やものごとの巡りにも、当てはまり、
大いに学ぶものが、ありはしないだろうか。

自然に学ぶ。季節の変化に感じる。
連休の今、そんな季節の声を聞き、
いい意味で季節の先取りをしてみては如何だろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 4日 (土)

藤原大士の一日一言
1510話 予定外の、出費を出すときには

予定していない出費が必要になるときは、
誰しも、そのやりくりに苦労するものだが・・

しかしそんな時でも、
どうせ出さなければならないお金ならば、
イヤイヤ出さずに、気持ちよく出すことを心がけよう。

不思議な事に、同じ金高のお金を出しても、
イヤイヤ・シブシブ出したお金は、
なかなか生きた形で、自分のところには戻ってこない。

お金を出すときに、
見返りを求めるべきではないが、
同じお金を出すなら、気持ちよく出す事で、
生きたお金となっていく。

たとえば交際費であれば、
お祝いならば、心から祝って
お悔やみならば、心からお悔やみの心を添えて、
義理や義務の心で、シブシブ出す事は、
極力控えていこう。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 2日 (木)

藤原大士の一日一言
1509話 頭の金縛りを解くには

追い詰められたときこそ、
早い行動が必要なのに、

そんな時には、金縛りにあったかのように、
行動に結びつかないし、
思考も働かないという事が多い。

「固まってしまった」というが、
バソコンがフリーズするように、

追い詰められた時には、
人の思考も停止してしまうのだろうか。

人が機械に学ぶのは、あまり愉快ではないが、
わかりやすい例としてであれば、
パソコンを再起動するように、

自分の頭も再起動させるような
方法をとってみては如何だろうか。

そのままの行動、そのままの思考を
引きずったまま、次を考えるのではなく、
頭の中、心の中から、
一旦その話を外してみる。

人によってはジョギングでも、ストレッチでも、
またヨガでも、座禅などでも、
要は自分の頭の中の金縛りを解く事をしてから、

再度、頭のスイッチをそれに向けて
入れてみては如何だろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2013年5月 1日 (水)

藤原大士の一日一言
1508話 二代目と温室

「もうダメか」「もうダメだ」
と思ったときこそ、

成功できる経営者として残れるか、否かの
分岐点に立っていると思ったらよい
と(前話で)話したが、

実際、そこで諦めるか、
必死で乗り越えられる道を探るかの、
どちらを選ぶかで、
次の展開は大きく変わってくる。

「そんなギリギリの思いは、したことがない」
「そんなことは、感じたことがない」
という人がいたら、

その人は、本当の責任を
自分以外の誰かに押しつけて、
自分だけぬくぬくと温室の中にいる人だ。

二代目の経営者に多いといわれるが、
自分が果たすべき事からは、

逃げない、諦めない、へこたれない
そんな心意気で立ち向かっては如何だろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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