藤原大士の一日一言
1537話 大きな試練と感じる時
人生には、大きな試練が
降りかかったかのように感じる時がある。
またこの世の辛さと、苦しみと不幸が、
一身にのしかかってくるかのように
感じる時もある。
それを、どう受け止めて、
乗り越えたらいいのだろうか。
その境遇を嘆いて、何もしないで、
時をやり過ごすというのも
一つの手かもしれないが、
本当に乗り越えたければ、
真摯に受け止めるしかない。
人生には、大きな試練が
降りかかったかのように感じる時がある。
またこの世の辛さと、苦しみと不幸が、
一身にのしかかってくるかのように
感じる時もある。
それを、どう受け止めて、
乗り越えたらいいのだろうか。
その境遇を嘆いて、何もしないで、
時をやり過ごすというのも
一つの手かもしれないが、
本当に乗り越えたければ、
真摯に受け止めるしかない。
あるところまでは、努力しているのに、
「もう、このへんでいいか」
と変なところで、力を抜く人がいる。
自分では、これで良いと思っていても、
あと少し、もう一工夫をしてみては
如何だろうか。
それで必要以上に時を取り、
行動や決断が遅れては元も子もないが、
たとえ山登りの八合目にまで来ていても、
「このへんでいいか」と気を抜くことは、
今までの努力を無にしかねないし、
残念なことだ。
今日も、どうぞ良い一日を!
自分にとって、
実は、大きなチャンスが訪れている時、
その前には、試しとも言える
試練に見舞われることがある。
それを乗り越えれば、実は、
大変なチャンスを手に出来るのに、
ただ辛さ、苦しさと受け止めて、
逃げ腰になっていると、
せっかくの機会を逃してしまうこともある。
「楽をして、チャンスを活かせることは少ない」
そう自分に言い聞かせては、如何だろうか。
今日も、どうぞ良い一日を!
その人が持っているカバンは、
その人の仕事に対する姿が映し出されている。
必要な物が、的確に入っているのが理想だが
腕が重たくなるほど、中に物が入っているのに、
必要な資料などを、入れ忘れて、
困ったことはないだろうか。
それは忙しさに、取り紛れ、
ただ雑然と物を突っ込んでいたり、
一週間も、中の点検をしないで、
気がついたら、半分くらいが
いらないゴミを持ち運んでいたり
するからではなかろうか。
出来れば毎日、あるいは週に一、二回でも、
カバンから中身を全て出して、
必要な物のみを持ち運ぶ習慣を
つけては如何だろうか。
人は意外なほど、忙しさと共に、
ゴミを持ち運んでいることも多いはずだ。
今日も、どうぞ良い一日を!
いいところまで行っているのに、
あと少しの努力が足りないばかりに、
「結果」を手に出来ないことがある。
またあと少し、踏み込む勇気があれば、
道は開かれるのに、ダメではないかと
その一歩が踏み出せないときもある。
そんな時はないだろうか。
あと少しの努力、あと少し踏み込む勇気、
その一歩を踏み出すのは
結果の出た後の何千歩よりも価値がある
勇気ある一歩になるかもしれない。
今日も、どうぞ良い一日を!
機会はただ嬉しい、楽しいばかりで、
やってくるわけではない。
自分から見ても、人から見ても、
大変に辛い事、厳しいことに見える中に、
隠されていることがある。
その「大変」を乗り越えていく過程で
気付くことや会得できたことが、
大きな機会に繋がる事もある。
むしろ機会は、常に訪れているのかもしれない。
自分が、うっかりと気がつかないだけで。
今日も、どうぞ良い一日を!
「金を払っているのだから、
社員は虫けら同然だ」
などの暴言を吐いたり、
金の力で物事を解決しようとして、
誠意のない態度を取ると、
その時に相手は、黙っていても、
ある時期が過ぎたときに、
その反動はやってくる。
世の中のほとんどのものは、
金で買えるかもしれないが、
人の心は、なかなか買えるものではない。
買えると思うのは、表面の従順だけだ。
「万事は金で買える」と思うと
そのあたりからずれが生じ、
取り返しがつかないほど
大きくなるのではなかろうか。
中には、それで裁判沙汰になったり、
経理などの不正を仕組まれて
大変な損害を被った人もいる。
今日も、どうぞ良い一日を!
歪んだ鏡に自分の顔を写し出したときに
何とも言えないイヤな気持ちになる。
しかし自分の中の、
世の中を写し出す鏡が、もし歪んでいたら、
見るもの全てが不快になる。
自分では、不快だ、辛い、避けてしまいたい、
と感じていたことが、実は正反対の可能性がある。
「(あなたの為を思って話しているのに)
そんな受け取り方をするなよ」
「そんなに、ひがんで受け取るなよ」と、
もし言われることがあったら、
自分の心の鏡が歪んでいるときかもしれない。
世の中には、悪意で誹謗中傷する人も多いから、
すべてを素直には、受け止めかねるが、
それが過ぎると、心底自分を思ってくれる人まで
失う事になってしまうかもしれない。
今日も、どうぞ良い一日を!