2011年12月16日 (金)

藤原大士の一日一言 
1043話 土壌を作る根気

二宮尊徳氏の話の中に、

「一日に一畝ずつ耕していけば、

無理なく耕せるが、

それを倍の速度で耕そうとすると、

身体をこわしてしまう。

農業とは、そのようなものだ。」

と言う話がある。

人の心を耕すのも、

それに似ているのではなかろうか。

今は、全ての事が

「待たず、即座に出来る」のでないと

気に入らないかもしれないが、

人の心は、

工業製品を作るようなわけにはいかない。

そして良い土壌が出来た後は、

種を蒔けば、そこから芽が出て、

万倍の実がなることも出来る。

だからその土壌を耕す、基礎を作る努力を

惜しまぬようにしよう。

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2009年2月 5日 (木)

藤原大士の一日一言 
1話 太陽のありがたさ 

太陽は、何人に対しても光やエネルギーを与えてくれる。

決して差別はされない。

その上、常に与えるだけで、見返りを要求したりはしない。

人もかくありたいものだ。

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