2010年4月25日 (日)

藤原大士の一日一言 
445話 世の中の動きを、通しで見る

激動の世の中と言うが、

かつては十年に一度も起きなかったような事件が

毎日のように、それも一日に何件も起きることがある。

本当は、もっと驚かなくてはならないことに、

かえって麻痺をして鈍感になってしまう。

機会を見て、一週間、一ヶ月、時には一年前と

通しでニュースを見直して見ると、

驚くような事実に、気が付くときがある。

アイスランドの火山爆発も、

飛行機さえ飛べば、ニュースにならないかもしれないが、

問題は、それだけだろうか?

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2010年1月17日 (日)

藤原大士の一日一言 
344話 今日は、阪神淡路大震災のあった日

今日は、十五年前に阪神淡路大震災があった日だ。

心よりご冥福をお祈りしたい。

今、またハイチの大震災でたくさんの犠牲者が出ている。

大震災で、一瞬にして足下から全てが崩れ、人生の全てを失った人もたくさんおられる。

それは寿命半ばにして、自らの意志とは異なり、不本意に命を絶たれた・・ことではないか。

足下の大地が安定しているありがたみを、人はつい忘れ、愚痴や不満が日常の中心になりがちである。

生かされているというありがたみを、改めて謙虚に受け止め、たとえ苦しくとも、自分の都合で「死んでしまいたい」などという言葉は、厳に慎んでもらいたい。

そして何年経とうとも、犠牲となられた方々への、冥福を祈る心も忘れずにいたいものだ。

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