2012年11月11日 (日)

藤原大士の一日一言 
1372話 習慣を替えるには

一旦、身についた習慣は、
なかなか変えることが出来にくい。

だからそれを直したいときには、
相当に意識して、切り替える必要がある。

一週間、十日、二十日、一ヶ月・・
どのくらいかかるだろうか。

一般には、習慣を変えるには、
二十日くらいかかると言われているが、
本当は期間だけでは、答えは出ない。
それに取り組む熱意と、継続度合いだ。
 
どんなに今日熱心に行なっても、
三日もしないで止めてしまったでは効果はない。

また長い間、行なったように見えても、
実は、形だけ行なっていて、
少しも中身や気合いが伴わないときも、
結果は出にくいものだ。

しかしまず、この習慣を切り替えようと、
思うことが第一歩。

もし「まずいな」と思う習慣があったら、
今日、それを切り替える為の、
はじめの一歩の日とされては如何だろうか。

たとえばたばこ、喫煙の習慣から、
禁煙の習慣に切り替えるなど。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年11月10日 (土)

藤原大士の一日一言 
1371話 自分の習慣を見直そう

健康習慣であるとか、
生活習慣病等という言葉があるように、

「習慣」が健康に及ぼす影響は、
思っているよりも、大きい。

あなたは、どんな習慣を
身につけておられるだろうか。

それは日々積み上げて、
健康な生活を送れるものだろうか、
それとも、健康を蝕んでいくものだろうか。

習慣は、今日一日だけでは、
その変化に気がつかないが、

良い習慣を身につけるか、
悪い習慣を身につけるかで、
先に行くほど、その差は開いていく。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年11月 3日 (土)

藤原大士の一日一言 
1364話 文化の日に思う

今日は、文化の日としての祭日だが、
かつての日本では、明治節祭の日だった。
明治天皇のお誕生日である。

文化の日とされたのは、
昭和21年に日本国憲法が公布された日であり、
平和と文化を重視しているところからだそうだ。

この憲法は、元を正せば、
GHQなど外国の占領政策の一環として
作られたものでもある。

一見平和、そして自由で、文化的な生活をと
求めてきた結果が今の社会だが、
本当に満足しているだろうか。

何か足りない、何かおかしいと
皆、感じておられるのではなかろうか。

実は、この祭日のすり替えの中に、
日本人が精神的なバックボーンを無くした
大きなヒントが込められていると思う。

よくよくわが国の伝統と文化を見直して、
本来の日本人の精神を取り戻したいものである。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年10月10日 (水)

藤原大士の一日一言 
1342話「跡取り」という考え

子供は、皆、平等と教えられ、

相続も均等相続が当たり前と

思って過してきたことと思うが、


日本には、昔から「跡取り」

という考え方があった。


一般に長男が跡取りとしての役目をするが、

たとえば先祖のお墓やお位牌などを

受け継いで守っていく事もそうだ。


祖父母や親などが、亡くなった後の法事、

三回忌、七回忌、十三回忌、

三十三回忌、五十回忌などを

取り仕切るのも跡取りの大事な役割だ。

(神道では、一年祭、三年祭、五年祭など)


それは既に亡くなっている先祖だけでなく、

目の前の親等に対する孝養についても、

跡取りが主になって、

きちんと面倒を見るべきだと思う。


跡取りが、はっきりしている家と、

曖昧な家では、一時的には同じように見えても、

長い年月の間には、大きな違いになって現れてくる。


それは一本背筋の通った家になるか、どうか

というくらいの違いとなって現れるはずだ。


今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年10月 7日 (日)

藤原大士の一日一言 
1339話 医は、仁術

大昔には、人の生命・身体を司る者を                                                 

偉い人という意味で『偉者(いしゃ)』と言った。

彼等は人の自然治癒力を最大限に利用して

生命・身体の維持に努めた。

やがて人の身体を治療する『医療』にとって変った。

医者も、最初は「医は仁術(二)」として尽した。

しかし、やがて「医は算術(三)」に変り、

さらに西洋医学を中心とした「手術(四)」

を中心とするようになった。

現在では裏口入学で卒業した者も増え、

腹の中に、鋏やガーゼを忘れる「誤術(五)」

さえ増えてきた。

こうして、二、三、四、五と経過して

医者は本来の意味と異なる『異者』となった。

こうした者に、旅立ちの診断書がなければ

ならないという制度はいかがなものか。

今日もどうぞ良い一日を!

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2012年9月23日 (日)

藤原大士の一日一言 
1325話 家の修理 職人さんとの相性 

ある職人さんに聞いた話だが、

「打ち合わせをしてみて、

この人とは合わないと思った人には、

絶対に依頼しない方が良い」

と言われた事がある。

「それは、自分(その職人さん)の

紹介であっても、一切遠慮はいりません。

断って別の人を捜した方がいいです」

というのだ。

どんなに腕が良くても、値段が安くても、

工期が短くても、家とは毎日暮らすためのもの、

合わない人が作ったものは、

異なる波長がずーっと残るからだ。

そしてこう続けた。

「僕も、『なんで?』と思うほど、

やたらに嫌われる相手がいるのですが、

こちらも本当に、仕事がやりにくいし、

やはり良い仕事には、なりにくいのです。」

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年9月22日 (土)

藤原大士の一日一言 
1324話 今日は、お彼岸のお中日

お彼岸は、ご先祖様を偲ぶ時でもある。

普段、あまりお墓参りに行かない人も、

出来ればご家族で、お参りに行かれては

いかがだろうか。

お墓をきれいに掃除し、お線香に火を付け、

お花などを供えて、手を合わせると、

とても清々しい気持ちになる。

ちなみに私も、年二回お彼岸の時には、

春季皇霊祭、秋季皇霊祭のあと、必ず

欠かさずに四国まで帰り、墓参をしている。

        神道のブログでも、ご紹介しています。

第75話 お彼岸のお中日と皇霊祭の意味

第74話 お彼岸についての、ご質問に答えて

http://soseinippon.way-nifty.com/shinto/

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年9月20日 (木)

藤原大士の一日一言 
1322話 車を買うときの注意点

車は、「命を乗せて運ぶもの」だ。

だから購入するときには、

是非その願いを込めて、車を探してみてほしい。

たとえば主に通勤に使うのであれば、

「毎日、安全に通勤出来る車を与えて下さい」

夜間走行や長距離等の用途が多い人は、

「安全に、そして疲れが残らない車を与えて下さい」

また個人タクシーなどであれば、

「安全に、お客様にも快適に乗って頂ける車を」

と願って探すと、それにふさわしい車との

出会いが持ちやすい。

機械は、同じ規格、同じ材料で作られたものでも、

当たり外れがあるものだ。

車の場合にも、「遊びが全くないと疲れる」

などと言われ、エンジンやブレーキ、

ハンドル等に微妙な遊びが必要だとされている。

見た目のかっこよさや、値引率に目が行きがちだが、

「車は、命を乗せて運ぶもの」であり、

それを求める気持ちで買うことが、

大切ではなかろうか。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年9月17日 (月)

藤原大士の一日一言 
1319話 祭日の意味を考える 

三連休にするために、いわゆる祭日が、

変更になってから、それぞれの祭日の意味が、

どこかぼやけた感じになってはいないだろうか。

今日は、敬老の日というが、

もともと敬老の日は、9月15日だった。

祭日は、それぞれに大事な意味がある。

その日にちを、動かすと言うことは、

自分の誕生日を、一日か二日

前後させられるようなものだ。

そう言われると、違和感はないだろうか。

もっとも敬老の日は、その日一日だけのもではなく、

本来毎日が、敬老の日であっていいはずだが。

今日は、神道のブログも更新しました。

第75話 お彼岸のお中日と皇霊祭の意味 

http://soseinippon.way-nifty.com/shinto/

よろしければ、こちらもどうぞ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年9月16日 (日)

藤原大士の一日一言 
1318話 環境と心の問題

各地に参拝や出張などで出かけるが、

本来自然豊かなところに行っても、

そこにダムなどがあると、がっかりするほど、

水に本来の力がない。

また清流のはずが、

家庭からの、洗剤などの泡で

汚されている所も少なくない。

自分のところくらい良いだろう、

排水溝から流れてしまえば、

自分のところには関係がない

と思いがちだが、

めぐりめぐって、自分のところに、

大きなツケとなって帰ってくる。

環境問題を取り上げるときには、

人の心と環境問題をセットにして、

取り組まないと解決には至らない。

どんなに環境を良くしようと、

人の心が、毒ガスを吐き出すほど

汚れているままでは、

あっという間に、元に戻るどころか、

今まで以上に汚れてしまうからだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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