藤原大士の一日一言
1024話 ご利益信仰、行きすぎは、危険
「信仰心がある」と言われる人でも、
実は「ご利益信仰」である人が、大変多い。
神様に、ご利益を求めては
いけないわけではないが、
そればかりになると、神様との波長よりも、
俗に言う動物霊との波長が合いやすくなる。
(ご利益を)「くれ、くれ、くれ」と
際限なく求める心と、波長が合うのは、
神様ではなく、むしろ動物霊などの方だからだ。
昔からも、欲をかいた人が、
たくさんの小判を手にしたと喜んでいたら、
実は木の葉で、キツネやタヌキに
見事に化かされていたという話がある。
「くれくれ」「儲かりますように!」のその前に、
(今日も、あるいは今月、今年も)
ありがとうございました。
と無心にお礼を言いに神様の元を訪れ、
その上でご加護を願ってはいかがだろうか。
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