2012年4月 6日 (金)

藤原大士の一日一言 
1155話「泥縄」の対策は、改めよう

「泥縄」というのは、「泥棒に入られてから、

捕まえるための縄をなうこと」をいうが、

事が起きてから、処置しようとする

「後追いの政策」が、多すぎはしないだろうか。

先に、準備なり、対策をたてておけば、

同じ事が起きても、すぐに対応できる。

全く準備がなかったために、問題が広がり、

後手後手に回ってしまっていることが多すぎる。

想定外の出来事、今までの経験にないことというが、

これから益々想定外の出来事は、増えてくる。

ただ知識を詰め込み、「マニュアル通りに、

事なかれ」で過ごせる時代は過ぎているはずだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

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2012年2月13日 (月)

藤原大士の一日一言 
1102話 大阪維新の会というけれど

現在の日本の政治家を見て、

安心、満足している人は、ほとんどいないはずだ。

このままでは、日本はどうなるのだ、

こんな事をしていたら、日本はダメになる

と危惧しておられるのではないだろうか。

大阪で橋下市長が、大阪維新の会の塾長として、

塾生を募集したところ、

四百人の定員に三千人を越える

人の応募があったとか。

その面々には、現職の国会議員や地方議員、

官僚までもいたようだ。

しかし、現職議員など一部を除いて

人を絞ることもなく、

ほとんど全員受け入れるようだが、

果たしてそれでよいのだろうか。

人は、一度に大勢集めれば、

良い方向に動くよりも、

澱んだ方向に動きやすい。

まずは、この国を

どのようにするつもりなのか、

その目標と内容をはっきりとし、

核を作り、盤石なものにしてから、

その周りに、広げていくことが大切なはずだ。

船頭多くして、船山に登ることのないように

願いたいものだ。

今日も、どうぞ良い一日を!

☆ 今日は、神道のブログも更新しました。

第44話 一年の祈願 祈年祭

http://soseinippon.way-nifty.com/shinto/

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2011年9月16日 (金)

藤原大士の一日一言 
953話 臆面のない政治家

政治家の方が当選後、「今から勉強します」と

臆面もなく言う人が多いが、

本当にそれでいいのだろうか。

他の職業では、絶対に認められないことが、

なぜ政治家だけ堂々と

通用してしまうのだろうか。

今から勉強しますから、

あなたの身体の手術をさせて下さい

と言って身体を任せる人はいない。

今から勉強しますからと行って、

裁判の弁護を依頼する人もいない。

無免許の医師も、弁護士も、

それだけで犯罪だ。

政治は、国の骨格を作るものであり、

その枠組みの中で、私たちは暮らしている。

それを政治も歴史も知らず、

道義の持ち合わせもない人に、

任せていいものだろうか。

        しかし人の振り見て、わが振り直せ・・

 

経営を引き継ぐときに、本来は、

 社長になる前に、その心構えと準備をするべきで、

 

社長になってから、今から勉強しますでは

 本当はマズイのではなかろうか・・

 もし・・そうだとしたら・・

 今からでも必死で身につける覚悟が必要だ。

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2011年6月 5日 (日)

藤原大士の一日一言 
850話 人の振り見て

高い地位が尊いのではなく、

その地位にふさわしい判断と

行動が出来ることに意味がある。

現在の総理と政治家のあり方をみて、

誰しもそう思うのでは、なかろうか。

人の失敗や欠点は、目につきやすい。

しかし自分自身については、どうだろうか?

案外、見えない、気がつかない・・

のではなかろうか。

人の振り見てわが振り直せ・・でもある。

人を批判するのはたやすいが、

自分がその評価を受けたときは、どうか。

企業の長の器でない者が、

その地位についている

と言われぬよう、自分の姿を振り返って

見る必要があるかもしれない。

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2011年5月23日 (月)

藤原大士の一日一言 
837話 勇気ある撤退

撤退は、前に進むよりも勇気と難しさがある。

撤退した時の、マイナスと

撤退しない場合の、マイナス

どちらが大きいかを冷静に判断した上で、

決断が必要だ。

自分自身が「ここまで、頑張ってきたのに」

という思いから、すっぱりと切り替えが出来るか。

そして協力してくれた人たちに誠意をもって、

それを伝え、その収拾に当たることが出来るか。

そのやり方によっては、協力してくれた人たちが、

二度とあなたの協力者とならないことすらあるのだ。

ある日突然「ヤーメタ」とすることは、

政治家でもいるが、

勇気ある撤退でも、何でもない。

身勝手な投げだしと、

勇気ある撤退は同じではないのだ。

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2011年5月21日 (土)

藤原大士の一日一言 
835話 政治家に一言

医者も、弁護士も、教師も、

厳しい学びと、そして資格試験を

通過しなければ、

その職業に就くことは出来ない。

「今から勉強するから、手術させてくれ」

と言って、

大事な身体を預ける人はいない。

しかし・・

政治家だけはどんなシロウトでも、

選挙という名の、

人気投票に通ればなる事が出来る。

「今から勉強します」と言うが、

そんな言葉が通用するのは、政治家だけだ。

シロウトが、

自分の見栄と欲得で行なった結果、

今の日本の姿となっているとは、

思わないだろうか。

立候補する時点で、

最低の資格は必要であり、

せめてそのくらいの規制は

必要ではなかろうか。

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2010年11月 2日 (火)

藤原大士の一日一言 
636話 背後への影響

話をするとき、何かの対応をするときは、

目の前の相手の背後に、その何倍も、

何十倍もの相手がいることを心しよう。

目の前の相手だけと思って対応すると、

思いも掛けない波紋が広がることがある。

それは社員に対しても、取引先に対してもだ。

譲れるところ、譲れぬところを

自分の中で明確にし、

その上で誠意と胆力をもって臨もう。

        政府は、尖閣諸島の処置の際に、

北方四島が影響があるとは

思っていなかったかもしれないが、

 

一つの対応のまずさは、

そのまま全ての方向に

影響があることでもある。

  

「とりあえずこのことだけ何とか収まればよい」

  という対応はいかがなものだろうか。

  毅然とした対応こそが望まれる。

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2010年4月25日 (日)

藤原大士の一日一言 
445話 世の中の動きを、通しで見る

激動の世の中と言うが、

かつては十年に一度も起きなかったような事件が

毎日のように、それも一日に何件も起きることがある。

本当は、もっと驚かなくてはならないことに、

かえって麻痺をして鈍感になってしまう。

機会を見て、一週間、一ヶ月、時には一年前と

通しでニュースを見直して見ると、

驚くような事実に、気が付くときがある。

アイスランドの火山爆発も、

飛行機さえ飛べば、ニュースにならないかもしれないが、

問題は、それだけだろうか?

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2010年2月 3日 (水)

藤原大士の一日一言 
361話「政治に無関心」は、命取り

経営者は、「政治と宗教の話には関わらない」のが、常道とされる。

しかし、果たしてそれで良いのだろうか?

国が安定した運営をしているときにはそれでもいい。

しかし「国」という枠は、生活の根底であり、土台でもある。

そこが腐ったり、不安定な事は、生活を根底から覆す大地震が起きる可能性が高く、

土台をシロアリなどにやられたときには、大改修が必要となる。

    政治家の方を、シロアリ呼ばわりしては、失礼になると言われるかもしれないが、今、疑惑を取りざたされている人たちは、国の土台を果たして食い荒らしてはいないだろうか?

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2009年12月16日 (水)

藤原大士の一日一言 
312話 小沢発言について

小沢氏は、宮内庁長官に対して「辞職してから言うべきだ」とか、憲法や民主主義を知らぬ人の発言だ」「天皇との会見は、一月以上前に提出しなければならないと誰が決めたのか、法律に規定しているわけではない」と批判したが、国会の運営自体、慣例によってなされていることは多いはずである。

また天皇は日本国の象徴であって、民主党の象徴でもなければ、ましてや小沢氏個人の下僕などではない。いかなる国のいかなる要人であろうと、日本国の象徴にふさわしい対応をすべきであって、憲法を知らぬのは小沢氏のほうではないか。

媚びへつらった今回の処置は、他の国からの要請があった時の禍根となろう。

もっと日本国としての毅然たる態度の取れる政治家をこそ望みたいものである。

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