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2008年2月17日 (日)

どこかに本当の神様がおられるはず

それからは、私は、

 『どこかに、本当の神様がおられるはず』

 と心に念じ、朝夕神様の前に跪(ひざまづ)くように致しました。

 本当の神様などと言うと、大変おかしな表現になってしまいますが、別に偽の神様がいるから、本物の神様を、などというわけではありません。いわば、神々様の中でも、その中心となられる、あるいは大元に鎮座されます根源の神様とでも申し上げれば宜しいのでしょうか、そういう意味を込めて、当時の私としましては、『本当の神様』として、求めていたわけです。

 もちろん、この日本の国においては、伊勢の皇大神宮に鎮座しておられます『天照大御神様』が中心の神様であり、御孫に当たられます『邇々岐命様』が、『天孫降臨』という形で、九州の日向の『高千穂の峰』に天降られまして、現在のご皇室に連なるわけですが、その天照大御神様にも、『伊邪那岐神様・伊邪那美神様』という御名の、ご両親がおいでになられるわけです。

 この伊邪那岐神様・伊邪那美神様が、この日本の国をお産みになられたことになっておりますが、実際にはその前から日本の国は存在しておりまして、直前の面足神様にお世継ぎがいらっしゃらなかったことから国中が乱れに乱れてしまったのを、まさに新たに国生みをする程の思いで二神様が建て直しをなさられたというのが実体のようです。

と申しますのは、伊邪那岐・伊邪那美の二神様ご自身が、『神世七代の神様』の最後のお方ですし、更にそれ以前にも、『別天つ神様』として、五代にわたる神様がいらっしゃるのです。

こうして、その元へ元へと求めて参りますと、文献の上では古事記によりますと『天御中主大神様』、日本書紀によりますと『国常立神様』が最初のお方ということになります。

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