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2011年4月 4日 (月)

ご挨拶

若手経営者向けに、二年と二ヶ月、一日も欠かさず『一日一言』を発信して参りました。

この中で強く感じたことは、『経営の神髄は神道にあり』ということでした。

しかし、現代は「天皇を中心とする神の国」と言って、総理の職を辞した方もいるくらい、神様のご存在からかけ離れているように思います。

「神の国」でないとすると、日本は「何の国」なのでしょうか。むしろ質問者にお問いかけしたいですね。

 

「天皇を中心とする」という点についても、辺鄙なところに追いやるというのでしょうか。憲法第一条は、「天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、・・・」と規定されています。これに反しないでしょうか。

また、現代社会においては、従前には考えられなかった凶悪犯罪や、親殺し・子殺しなどが、日常茶飯事的に行われています。いかに本来の日本人的な考え方が失われているかを実感させられます。

せめて人の魂は、あの世において、永遠に生き続けるのだということを知るだけでも、現在の犯罪は、半減するのではないでしょうか。

さらに古代からの宗教は、アニミズムとして軽視され、現代の文化人と称する人ほど、無神論を唱えているように見えますが、事故の時などには、真っ先に「助けて」とか、「神様」と叫んでいるのは、こういう人達ではないでしょうか。

人は心の奥底で、あるいは霊魂の部分で、常に神を求め、何かを信じようとしているのです。こうしたことから、太平洋戦争終結後の占領政策において、日本人の本質に属する神道を、神道指令によって排除した神道そのものについて、述べてみたいと思った次第です。

新年度を期して、毎週月曜日に発信する予定です。

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