第28話 神様に通ずる秘訣とは
毎月の定例講演会を二十年くらい一月も欠かさずに続けてきました。
内容は文献を読んでの勉強会ではなく、私が神様との接しの中で受け取らせて頂いたことなどを中心にしたお話です。そして神様の世界の話や、それを現代に生かす教えなどのお話をしてきました。
皆さんから、よく「どうすれば、先生のように神様に通じられるのですか」というご質問があります。どんなに難しいことをしたのか、あるいは厳しい修行をしたのかと思われるようですが、その秘訣を一言で言えば、「ただひたすら神様に合わせる」ことなのです。
私もある時期に、来る日もくる日も、朝から晩まで、神様との問答を続けまし
た。また何ヶ月もの間、東京大神宮に連日通った時期があります。
それは愚鈍なくらい一途にお合わせした日々でした。
(その詳しい経緯は、もう一つのブログ「本当の神様を求めて」http://fujiwarashintou.blog79.fc2.com/archives.html#all13)
神様に通ずる道は、広く大きな一本道です。横道にそれたり回り道をしたりせずに、そのまま素直に神様に自分が合わせられたらよいと思います。
ただ今の世の中は、本当の神様と神ならぬ怪しげな存在、人を操る恐ろしいものがいることも事実です。ですから本物か、そうでないものかの見分けが大変に難しい時代になっていることも否定できません。ですからきちんとした指導の出来る方について行うことが必要で、自己流ですることは大変に危険です。
誰でも出来る一番身近で、そして毎日でも続けられるのは、朝日を浴びる事と朝日に手を合わせることです。日本人は、『お天道様に手を合わせること』で、一日を始め、子供さんにも『お天道様が見ているよ』と言って、戒めたり、育ててきました。
朝日に向って手を合わして「おはようございます。(神様)今日も一日、どうぞよろしくお願い致します」とご挨拶して、一日を始める習慣をつけられたらいかがでしょうか。一番良いのは、水平線なり地平線などから、朝日が顔を出した直後がよいのですが、季節によって時間もかなり異なりますので、だいたいの時間決めてなさられたらよいと思います。
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