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2012年1月23日 (月)

第41話 歳神様と月毎の神様

新たらしい年を迎えたと思ったら、あっという間にひと月が過ぎようとしています。

新しい年を迎えるときに、松飾りを飾って『歳神様』をお迎えしましたね。

歳神様は、松の内だけその家にいて下さるのではなく、その年一年その家に起るいろいろなことを守ったり、良い方向に導いて下さるとお伝えしましたが、もう歳神様が家にいて下さることも忘れて、好き勝手をしたり、不平不満が出たりしていないでしょうか。

新年にお願いしたことは、人の方が忘れてもご担当して下さる神様はずっと忘れず見守っていて下さっています。神様と共に過し、神様と共に行動すれば、こんなに強い味方は無いはずですが、実際はなかなかそうはいかない・・のは、人の側が神様のことを忘れて、わがままや怠け癖などを出しているのかもしれませんね。

新しい年を迎えて、半月以上過ぎたところです。一度見直して見られてはいかがでしょうか。

ところで、それぞれの月にも、その月をご担当する神様がいらっしゃるのをご存じでしょうか。一月には、一月を担当する神様が、二月には二月を担当する神様が、三月には三月を担当する神様がいらっしゃいます。

それぞれの月には個性があると言うとおかしいですが、一月は一月の、二月には二月の個性があります。それは二十四節気とも深い関わりがあります。

一月は、お正月、松の内があり、一年中にでも格別のものがありますが、二十四節気の小寒、大寒があるように、『寒』が深まる時、つまり寒さが厳しくなっていく、そしてその中に神様の恵みが込められていく月です。

お正月には、(暮れについた)お餅を食べますが、年が明けて小寒の時にも、『寒餅』をついて神様にお供えし、それを食べるとその年一年風邪を引かないなどと言われています。年が明けてからついてお供えした寒餅は、不思議なことにお正月に食べるお餅とは、何か違うのです。それは神様の込められているお力の違いによるものではないかと思います。

二月は、一般に一年の中で一番寒さが厳しいように感じますが、実はその中に既に春の力が秘められています。二月四日は、二十四節気の立春です。

寒さ厳しく、物事に動きがない時期のようにも見えますが、実はこの時期は神様のお力が大変に強く働く時でもあります。立春は、神様の世界のお正月と言われ、その日を出発点にして、一年の力が巡ります。

茶摘みの時期を表わす「夏も近づく八十八夜」や、台風の時を表わす、「二百十日」「二百二十日」なども、元旦から数えてではなく、立春の日から数えてのことです。

一月の最後の日には、一月の神様にお礼を申し上げ、そして二月一日には、二月の神様にご挨拶したらよいと思います。同じように、それぞれの月の切り替えの時にもその月の神様に「ひと月ありがとうございました」とお礼を申し上げ、新しい月の神様に「これから、ひと月よろしくお願い致します。」とご挨拶して、神様からの後押しを頂いて、力強く過されたらよいと思います。

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